（総説）多胎家庭を対象とした育児支援と研究の両立

大木 秀一; 彦 聖美

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第13巻－02	Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止
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アイテムタイプ	学術雑誌論文 / Journal Article
言語	日本語
キーワード	多胎研究, 多胎育児支援, ツインレジストリー, 集団アプローチ, 支援と研究の両立
著者	大木秀一 / オオキシュウイチ ( 研究者リゾルバーID: 1000000303404 ) 彦聖美 / ヒコキヨミ ( 研究者リゾルバーID: 1000080531912 )
抄録	多胎を対象とした研究は，ふたごを対象とした「遺伝と環境」の研究，多胎の医生物学的研究，多胎育児支援の研究に大別できる．これらは独自に発展したが，育児支援の実践場面では隣接領域の研究課題が重要となることも多い．多胎研究全般を俯瞰した上で，多胎家庭に対する育児支援と研究を両立させるモデルを，具体例とともに提案した．このモデルでは，多胎家庭に対して，①網羅的な情報収集により健康課題の抽出と整理をした後に，②既存資料の収集と分析，及び，③支援に向けた人的ネットワークの構築を行い，④ニーズに基づく支援と研究，を循環的に行う．そのための基本的手法として，根拠に基づく公衆衛生学，地域参加型実践研究の考え方を用いる．多胎育児支援に際しては集団アプローチを前提としており，この点で人類遺伝学領域におけるツインレジストリー構築の手法と親和性がある．このモデルの考え方は調査参加者と研究者の双方に有益だと考える．
雑誌名	石川看護雑誌
巻	13
ページ	11 - 20
発行年	2016-03
出版者	石川県公立大学法人　石川県立看護大学
ISSN	1349-0664
書誌レコードID	AA11961976
著者版フラグ	publisher
コンテンツに関連する検索キーワード	多胎石川県立看護大学大木秀一大木　秀一　石川県看護大学石川県立大学　多胎育児大木秀一　多胎石川県立大学　大木

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