@article{oai:ipnu.repo.nii.ac.jp:00000099, author = {川村, みどり and 武政, 奈保子 and 谷本, 千恵 and 清末, 郁恵}, journal = {石川看護雑誌, Ishikawa Journal of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,統合失調症の疑似体験が体験学習の教材として有効であるか検討する前提として,患者やその精神症状に対する学生の理解がどのように変化するのか調査することである.看護学部3年生67名を対象にバーチャルハルシネーション(virtual hallucination program:幻覚疑似体験装置.以下,VH)を用いた体験学習を実施し,SD法と自由記載を主とした調査票により,VH体験前後の統合失調症患者への印象の変化を調べた.VH体験前の学生は,疾患の知識はあるが具体的に症状をイメージできず漠然とした印象を抱き,患者の行動が予測できない不安と怖さを感じていた.VH体験後は症状のつらさやそれによる患者の苦しさを考えた印象に変化した.VHによる急性期症状の体験は,学生に症状のつらさを強く印象づけたが,看護者の役割を考えさせるには至らなかった.体験学習の教材としてVHを用いる場合は,その有効性と限界を吟味する必要性が示唆された.(著者抄録)}, pages = {35--44}, title = {看護学生に日本版バーチャルハルシネーションを用いた体験学習による統合失調症患者への印象の変化}, volume = {7}, year = {2010}, yomi = {カワムラ, ミドリ and タケマサ, ナホコ and タニモト, チエ and キヨスエ, イクエ} }