@article{oai:ipnu.repo.nii.ac.jp:00000187, author = {曽根, 志穂 and 武山, 雅志 and 金谷, 雅代 and 石垣, 和子}, journal = {石川看護雑誌, Ishikawa Journal of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,被災地ボランティア活動が学生に与える影響と学生の思いを明らかにすることである.ボランティア活動に参加した学生を対象にイメージ評定,社会人基礎力,自己効力感に関する質問紙調査とボランティア活動で感じたこと,考えたことについてインタビュー調査を実施した.活動前後を比較して「わたし」イメージは参加継続群の方に変化があり,学生の目が他人に向いていることを示し,「人間」イメージは初回参加群の方に変化があり,自分を振り返ることができていると考えられた.社会人基礎力では,初回参加群がいずれの領域も伸びており,活動経験の効果が表れていた.自己効力感は活動後に参加継続群で高かったが,初回参加群では向上を認めなかった.インタビューの結果,学生の活動参加回数や学年によって,自己の振り返りによる自己受容や自信,対象への理解や関心の深まり,自分が関わることによる他者に対する不安や心配が生じる違いがあった.これらより,学生がボランティア活動に継続して参加することより,看護学を活かせる自分たちの利点や意義を見出し,やり遂げたという経験を積み重ね,他者に自分が受け入れられるかだけでなく,自分自身を振り返り自己受容へと展開し,自己イメージの肯定的影響はより大きくなり,社会人基礎力と自己効力感を向上させる効果があることが考えられた.教員は,学生の思いを聴き,学生が主体となって活動を継続できるようにサポートすることが望まれる.}, pages = {115--125}, title = {被災地ボランティア活動が看護学生の自己イメージと社会人基礎力,自己効力感に与える影響と学生の思い}, volume = {12}, year = {2015}, yomi = {ソネ, シホ and タケヤマ, マサシ and カナヤ, マサヨ and イシガキ, カズコ} }